【ナチュラル&オーガニック】オーガニックコスメ世界の認証制度とは!?|Vol.1「エコサート(ECOCERT) 」

世界でもオーガニックコスメに対する統一した基準はなく、各国が独自の認証制度を設けて認証を与えているというのが現状です。代表的なものを簡単にご紹介していきます。Vol.1は、エコサート(ECOCERT)について紹介していきます。
【 目次 】
●オーガニックコスメとは?
●オーガニックコスメとナチュラルコスメはどう違う?
●世界のオーガニック認証制度「エコサート(ECOCERT)」
●エコサートが定める2種類の認証レーベル
ーNATURAL COSMETIC
ーORGANIC COSMETIC
オーガニックコスメとは?
オーガニック(Organic)という言葉は日本語では有機栽培または有機と訳されます。農薬や化学肥料を使わずに、有機肥料などで土壌が持つ力そのものを引き出し、栽培する農法を意味します。
一般的に「オーガニックコスメ」とは有機栽培された植物由来の成分を主原料とする化粧品といわれています。
オーガニックコスメとナチュラルコスメはどう違う?
石油由来の化学合成成分などをできるだけ使わずに、可能な限り植物由来原料をはじめとした天然成分を使用している化粧品のことを「ナチュラルコスメ」と一般的に呼ばれています。
「ナチュラル」や「自然派」という表現も曖昧なのが現状で、ナチュラルコスメの天然由来原料に、オーガニック原料が含まれているとオーガニックコスメとなります。
世界のオーガニック認証制度「エコサート(ECOCERT)」
ECOCERTはフランスのトゥールーズを本部とする国際有機認証機関です。1991年の設立以来、現在は世界各地26のオフィスを拠点にして、158ヶ国にて農産物をはじめ、加工食品、畜産物、化粧品、コットン、その他様々な有機認証を提供しております。エコサート認証された企業は、国際的な有名企業が名を連ねており、一般消費者や業界、政府関係者まで多くの信頼を得ていると言われています。
「COSMOS」を策定。世界でも厳しい審査水準を持つECOCERTコスメ認証が基準となっています。
エコサートのオーガニックコスメの認証基準は大変厳しく、オーガニック原料は、 土づくりから管理される厳しい基準をクリアしたオーガニック認証原料でなくてはならないほか、 製造工程や容器においても、リサイクルや地球環境への配慮等、細部に至るまで厳しくチェックされ、 認定後も一年に一度の年次検査もおこなわれています。
エコサートが定める2種類の認証レーベル
エコサートには、より厳しい基準のナチュラル&オーガニック化粧品の“ORGANIC CISMETIC”とナチュラル化粧品の “NATURAL COSMETIC”の2種類のレーベルがあります。
いずれも水を含む原料の95%以上が天然由来原料であることを始めとした様々な基準が設けられています。 それらをクリアした製品のみが認証を受けることができます。
NATURAL COSMETIC:
・完成品の95%が自然原料であること。(水含む。)
・完成品の5%は化学原料で良い。
・完成品の5%は、オーガニックでなければならない。
・植物原料の50%は、オーガニックでなければならない。
・化学香料は、使用不可。
ORGANIC COSMETIC:
・完成品の95%が自然原料であること。(水含む。)
・完成品の5%は化学原料で良い。
・完成品の10%は、オーガニックでなければならない。
・植物原料の95%は、オーガニックでなければならない。
・化学香料は、使用不可。
※その他、「ECOCERT認証」はパッケージや容器など環境配慮にも努めています。
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「オーガニックコスメ」という言葉だけで判断するのではなく、原料の背景や自身の肌に合った成分であるかを見極めコスメ選びをすることが重要です。
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